【SMAP“公開処刑”余波】キムタク 裏切り者イメージで予想外の逆風

 SMAP解散騒動で、中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(39)の4人をジャニーズ事務所に引き留める役を買って出たキムタクこと木村拓哉(43)に、ネット以外からも計算外の逆風が吹き始めている。


「キムタクがジャニーズ事務所に残留して、独立する4人を引き留めたことになっていますが、いまだ“裏切り”と見ている人は少なくないんでしょうね。CMのスポンサーや、テレビ局がキムタク起用について、慎重になってますよ」(広告代理店関係者)

 SMAPの“育ての親”の元チーフマネジャー・I女史(58)が事務所を辞めることを決意し、中居ら4人がそれに同調する形となったのが一連の騒動。「SMAP×SMAP」の生放送で謝罪することで一応の決着は見たが、「キムタクだけが張り切って、4人は憔悴し切っていた。生放送を見ていた視聴者から“公開処刑”だと批判が殺到した」(テレビ局関係者)

 この“公開処刑”で予想外のクレームを食らったのが、1月18日から、キムタクの新CMを流し始めた着物の販売仲介業などを営む会社「日本和装」だ。


 前出の関係者によると「吉田重久社長は、無料着付け教室を展開して和装を普及させた業界の革命児と言われた人物。その社長が自身のブログで“約30%の方から放映を止めろ。教室に行こうと思っていたが、もう、行かない”とクレームがあったことを明らかにしたんです」。

 ジャニーズのタレントを起用しているCMスポンサーがこのようなことを漏らすのは異例のことで、記述や画像は一部が削除された。

「実は他にもキムタクを起用したがっていたクライアントが、あの謝罪場面でキムタクに“裏切り者”のイメージがついたとして、二の足を踏んでいるんです」(広告代理店関係者)

 SMAP解散騒動で、1人いい子を演じた木村だが、このイメージを払拭するのは大変かもしれない。


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